【MLB】メッツ6ー5フィリーズ(8月26日・日本時間27日/ニューヨーク)
8月26日(日本時間8月27日)に行われたニューヨーク・メッツ対フィラデルフィア・フィリーズの一戦で、既にベンチへと引き上げた選手に“退場”がコールされた場面が話題となっている。
5回裏・メッツはフィリーズ先発のヘスス・ルサルドを攻めて1点を返すと、なおも無死二、三塁の場面で打席に立った3番のスターリング・マルテが四球を選んで無死満塁に。するとここでフィリーズベンチが動き、ルサルドはここでお役御免となったが、ベンチへと引き上げていく際に、ウィリー・トレイナー球審に向かって、それまでのストライクorボール判定への不満をぶち撒けるかのように怒鳴り声を上げたことから、トレイナー球審はルサルドに対して退場処分を下すことに。既に投手交代により降板している選手に退場処分が下されるという、珍しい事態に注目が集まることとなった。スコアブック上には既にグラウンド上にいない扱いとなっている選手に、退場がコールされたこの場面にファンからは「これは…」「結局どうなるんだ?」「ワケわからんw」「記録上は残らない退場?」「ルサルド、5回までよく堪えたと称賛するべきやろw」「どっちもどっちや」といった様々な反響が巻き起こることに。
ちなみに、ルサルドの“怒りの種”となったのはこの場面だけではなく、この日は序盤から不可解なストライクorボールの判定が相次いでいたとあって、降板直前まで、ルサルドはしばしば苛立ちを見せており、それがこの場面で一気に爆発した形。一方、怒鳴られたトレイナー球審も、どこか興奮気味な様子でのコールであっただけに、両者ともに、プロフェッショナルとしては、些か冷静さを欠く場面であったといえそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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