【MLB】ドジャース0ー3ダイヤモンドバックス(8月29日・日本時間30日/ロサンゼルス)
8月29日(日本時間8月30日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対アリゾナ・ダイヤモンドバックスの一戦で、ドジャース・大谷翔平が放った“遅い打球”が、なぜか相手野手のグラブを弾いた強襲ヒットが話題となっている。
3回裏・ドジャースの攻撃、2死走者なしの場面で打席に立った1番・大谷は、マウンド上のダイヤモンドバックス先発ザック・ゲーレンに対し、初球、外角低めいっぱいへと決まる154km/hの直球を見送ってストライクを先行されるも、そこから外角低めのボールゾーン、152km/hの速球、3球目、真ん中低めのボールゾーンへの153km/hの速球と、2つ続けてボール球を見送ってカウント2-1とし、4球目、内角低めのボールゾーンへと不規則に曲がり落ちる132km/hのナックルカーブに反応。シャープに振り抜いたその打球は、打球速度80.1マイル(128.90km/h)と、大谷の打球としては珍しく遅い打球のゴロに。しかし、これがかえってファーストを守るタイラー・ロックリアの意表を突く形となったのか、ロックリアはなぜか横っ飛びのグラブを弾かれ、打球が転々としている間に、大谷は全力疾走で一塁を駆け抜けてセーフに。大谷からすればある意味ラッキーな、思わぬ形での出塁となった。こうした大谷の珍しい“遅い打球”でのヒットに、ファンからは「なんで?w」「速くないのに」「魔打法w」「無駄な横っ飛び&捕球ミスw」「わずか80.1マイルの打球で強襲w」「きっとこれは速くなくても強い打球なんやで」「不意打ち食らった?」「ラッキーヒットでもええんや」「結果オーライ」といった様々な反響が巻き起こることに。