勝利した永瀬九段は、「角換わりの定跡形でしたが、早くも定跡を間違えてしまったところがあったと思う。ただ、局面局面においてベストを尽くすという方針で指していた」とコメント。一方、広瀬九段は「途中からは一方的になってしまった。先手が竜を作ったところからは網が破れて一方的だったと思う。このJT杯でなければ50手くらい前で投了していたと思う。ダラダラと指してしまい申し訳ない」と一局を振り返っていた。
この結果、永瀬九段の準決勝進出が決定。次戦は11月9日に行われる準決勝第2局大阪大会で伊藤叡王 対 佐藤九段戦の勝者と対戦する。
JTプロ公式戦は前年覇者、タイトルホルダー、賞金ランキング上位者から12人が選出されるトップ棋士たちによるトーナメント戦。持ち時間は各10分、切れたら1手30秒未満、各5分の考慮時間。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





