【MLB】ドジャース 5—4 ダイヤモンドバックス(8月31日・日本時間9月1日/ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手がダイヤモンドバックス戦に先発登板。今季は援護点が少ないと度々話題となる山本だが、今日は頼れるベテランの一打にベンチで“バンザイ”する姿が映し出されるなど、味方の得点を全力で喜んだ。
ドジャース打線は初回から爆発。大谷翔平、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンのMVPトリオが3連打で先制点を奪うと、続くミゲル・パヘスのショートゴロの間にベッツも生還し、幸先よく2点をリードした。援護を受けた山本はテンポよく相手打線を封じ、3回まで三者凡退と危なげない投球を披露した。
しかし4回、2死一、二塁の場面でデルカスティーヨにタイムリーを浴び、点差は1点差に。嫌な流れを感じさせたが、その直後の4回裏、ドジャース打線が再びつながる。2死一、二塁で打席に立ったのはベテランのミゲル・ロハス。カウントを整えると、ライト前へきっちりと運ぶタイムリーヒット。追加点に湧いたベンチでは、マウンドを守る山本が両手を高々と掲げて“バンザイ”をして喜ぶ姿を現地カメラが捉えていた。
リプレー映像を見た解説のAKI猪瀬氏は「援護点が今季少ないんで、3点目が入って喜んでいる山本ですね」とコメント。中継の視聴者からも「ロハス頼もしすぎる」「ないす師匠!」「ロハス神すぎw」といった声が相次ぎ、ベテランの一打と山本のリアクションがファンの心をつかんでいた。
この援護で勢いに乗った山本は、序盤のピンチを乗り越えて堂々たる投球を続け、7回98球を投げ被安打4、1失点、10奪三振の快投。リリーフ陣が同点3ランを被弾し、勝ち星こそ逃したが、ベンチで見せた素直な喜びは、山本らしさを感じさせるワンシーンとなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


