【MLB】ジャイアンツ13ー2オリオールズ(8月31日・日本時間9月1日/サンフランシスコ)
8月31日(日本時間9月1日)に行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ対ボルティモア・オリオールズの一戦で、オリオールズ・菅野智之が、絶妙なコースへのシンカーで奪った三振が話題となっている。
2回裏・ジャイアンツの攻撃、1死走者なしの場面で打席に立った6番のルイス・マトスに対して菅野は、まず初球、真ん中外寄り、134km/hのスライダーで入って見逃しを奪うと、続く2球目は、真ん中やや外寄り、低めのボールゾーンへとストンと落ちる142km/hのスプリットを振らせてカウント0-2と追い込むことに。そして勝負の3球目、3球で仕留めにかかった菅野が投じたのは、外角低めいっぱいへと決まる150km/hのシンカー。ギリギリのところでボールになるかに見えて、ホームベース手前でスッと内へと滑り、キッチリとコーナーへと収まるこの1球に、マトスは身動きひとつできずにただただボールを目で追うだけ。この見逃し三振で菅野は、1人前の5番マット・チャップマンから数えて2者連続三振を奪う形となった。この絶妙なコースへのシンカーで奪った“見事な3球三振”に、ファンからは「そこから入るのかw」「どこから曲がってくるんだよ」「ドン引き」「さすがすぎる」「これは手が出ない」といった様々な反響が巻き起こることに。
菅野のシンカーといえば、8月25日(日本時間26日)に行われたボストン・レッドソックス戦でも、4回表・1死満塁のピンチで対戦した7番のセダン・ラファエラに対しての初球に、内角いっぱいのところから懐へと鋭くえぐるように変化するシンカーを投じ、造作なくセカンドフライに。多彩な変化球と正確無比のコントロールを武器とする菅野らしい投球でファンを沸かせることとなった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
この記事の画像一覧

