【MLB】ドジャース5ー4ダイヤモンドバックス(8月31日・日本時間9月1日/ロサンゼルス)
8月31日(日本時間9月1日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対アリゾナ・ダイヤモンドバックスの一戦で、ドジャース・山本由伸が“大きなカーブ”で打者を呆然とさせた場面が話題となっている。
4-1、7回表・ダイヤモンドバックスの攻撃、1死一塁の場面で打席に立った6番のタイラー・ロックリアに対して山本は、真ん中から内角のボールゾーンにかけての変化球で組み立てた配球でカウント2-2と追い込むと、勝負の6球目に投じたのは、外角低めのボールゾーンへと手元で大きく曲がり落ちていく123km/hの緩いカーブ。
これを打ちにいったロックリアであったものの、そのあまりに急激な変化に加え、直前の5球目に投じた147km/hのスプリットとの球速差もあってか、捉えることができずに“かすりもしない”空振りで三振に。するとその捉えようのない独特なカーブの軌道に驚いたのか、スイングを終えた姿勢のまま、どこか呆然とした様子でマウンド上の山本を見つめることとなった。こうした山本の“伝家の宝刀”とでも言うべき魔球カーブに、ファンからは「ドン引き」「軌道エグすぎ」「おそろしいぐらい曲がるな」「全く当たらない」「ロックリア変化球合ってないな」「由伸エースすぎる」といった様々な反響が巻き起こることに。
山本といえば、MLB1年目となった昨季、変化量が大きく、独特な軌道を描くカーブが、現地で“ヨーヨーカーブ”と名づけられ、大きな注目を集めることとなったが、今季はそれに加え、スプリットをはじめとする多彩な変化球と直球の状態が良く、より一層、打者を幻惑することに。これからシーズン大詰め、これ以上の激戦が予想されるなかで山本は、ライバル球団にとってより大きな脅威となりそうな気配だ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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