打球が観客席に突き刺さった瞬間、敵地ファンの間には大きなざわめきが広がる。ドリンクらしき液体が宙を舞い、立ち上がってボールを奪おうとする観客が殺到。座席から身を乗り出すファンや、手を伸ばす人々の姿が次々と映し出され、まさに“争奪戦”の様相となった。見事にホームランボールを手にしたファンは“まさか自分が!?”とでもいうように、驚きの表情を浮かべていた。
豪快な1発がもたらしたのは、敵地ながら熱狂と混乱が入り混じる異様な光景。大谷のキャリア最速弾は、打席だけでなくスタンドをも巻き込む劇的な場面となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

