そして注目を集めたのは、その打球に対する守備陣のリアクションだった。相手ライトは一瞬追いかけようとしたものの、あまりの速さにすぐさま諦め、ただただ見送るしかなかった。さらに打たれたチャンドラーもマウンド上で呆然と振り返り、「ふーっ」と大きく息を吐きながら悔しそうな表情。
打球速度120マイル(約193.1キロ)という衝撃の一打に、中継の視聴者からも「チャンドラの心は折れましたな」「今のチャンドラーの顔みた?」など、ルーキーへの同情の声も集まっていた。
打たれた瞬間に守備も投手も絶望感を漂わせるほどの衝撃弾。圧倒的なパワーと存在感を誇る大谷の一振りは、見た者すべてが息をのむ異次元の1発となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

