後輩たちに示したMリーグへの道。もうすぐ50歳となるEARTH JETS・HIRO柴田(連盟)は「本当に良いタイミングで選んでもらった」と頬を緩める。Mリーグでは「強い人といっぱい当たりたい」としつつ、「その人たちに劣っているとは思っていない」と発言。「うちは新規で勢いが付く」と、まずはレギュラーシーズン突破を目指す。
―今期からMリーガーとしてデビューする。これまで、どういった印象でMリーグを見ていたのか。
ひとことで言うと華やかな舞台。自身が戦っているプロリーグとは違って、競技的にもそうだし、メディア的には、さらにその上の存在ではありますよね。そこに対して、自身が出られることはあるのか、ないのか。人生をかけて、そこにたどり着けるのかと、遠くから見ていました。
―同じ団体の先輩も後輩も、いろいろな形でMリーグに携わっている。いずれは自分も中に入るという意識はあったのか。
あと10歳若ければ、ずっとチャンスはあったと思いますが、私はそろそろ50歳で、だんだん年齢的に候補には挙がらなくなるんじゃないのかなと不安がありました。今この時期、本当に良いタイミングで選んでもらったなと思います。
―ドラフト指名を受けた感想は。
麻雀界に長くいて、いろいろな人にお世話になっているんですよね。自団体を僕は愛しているので、今、僕が選ばれないと後が続かないという責任感はずっとあります。
後輩たちは何を目標にMリーガーを目指せばいいのか、わからないじゃないですか。だから、まず目の前の鳳凰位を取ることによってMリーグに近付くんだよ、ということを僕が示さなきゃいけないと思っていたので、そういった責任感はありましたね。
―Mリーガーになった実感はあるのか。
(取材は撮影日で)初めてユニフォームに袖を通して、またMリーグに一歩近付いているんだなと実感しましたね。Mトーナメントは個人戦ですが、Mリーグはチーム戦。僕はチーム戦が初めてなんです。なので、個人戦は負け(に対する)のメンタルを持っていますが、チーム戦となると手探りで、どうなっちゃうのかなと。やっていくうちに体感していくのではないかと思っています。
チーム内でのポジションは



