下石戟(協会)が、新生BEAST X(テン)を支える。第15回RMUクラウン、第6回オータムCSなど数々の優勝実績を積み重ね、自団体では雀王戦A1リーグに所属。今年はEX風林火山とBEAST X、両方のオーディションで決勝に残り、優勝したBEAST Xにドラフト指名された。すでにチームメイトとなった中田花奈(連盟)へ指導を行い、チーム力の向上に向けて活動を開始。教えることで自身も磨かれ、勝ちを目指すという戦略型リーダーの1年目が幕を開ける。
―今年から参戦。これまではMリーグをどのように見ていたか。
Mリーガーになりたい麻雀プロとして、そしてMリーグを見ているファンとして、両方の視点がありました。夕食のお供や、別の趣味をしている時に流しておく最高のコンテンツだと思っていて、麻雀プロの中でもかなりMリーグを見ている方だと思います。
対局番組として一番見られているコンテンツだと思うので、「ここで打ちたい」という気持ちは常にありました。選手の意図についても、解説が全て拾うのは無理だし簡略化して伝えたりもするので、その補足をSNSなどで発信していました。
―見ている側から「Mリーガーになりたい」と思ったきっかけは。
ここ数年、身近な選手がMリーガーになっていったことに感化されました。「自分も追いつきたい」「置いていかれたくない」という気持ちが強くなったんです。自分にとって一番取りたいタイトルは「雀王」ですが、それを取れればMリーガーになれると信じていました。
―実際にMリーガーになってから、周囲の反響は。
20年くらい前に一緒に麻雀を打っていた人から連絡が来たり、麻雀をあまり見ていなかったような人からも連絡があったりして、「自分はこういうところで戦うんだ」という実感が湧きました。
―Mリーグで勝つ自信は。
勝つ自信はそこまでありませんが、「良い麻雀を打てる」自信はあります。勝てるかどうかは運の要素も大きいので。これまでは協会員や仲の良い選手が出ていると応援しながら観戦していましたが、「彼らと自分は同じくらいのレベルだ」と思っていたので、「彼らが勝てるなら自分も勝てる」とイメージしていました。
チーム内での役割はMリーグ 日程
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二階堂亜樹 -
仲林圭 -
松本吉弘 -
本田朋広
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中田花奈
下石戟 -
阿久津翔太
堀慎吾 -
醍醐大
茅森早香 -
鈴木たろう
渡辺太




