―「独特な麻雀」と言われることについては。
それは「独特じゃないよ」と言いたいです。「あなたの感性がズレてる」と(笑)。自分の麻雀がベストバランスだと思っているので、逆に「あなたのバランス感覚が間違ってる」と言いたいですね。
―試合数が120試合に増えたことについては。
たくさん打てるのはうれしいですね。でも、僕が40試合出ている時は、チームが負けている時だと思います(笑)。だから、僕は30試合でいいです。30試合出ていれば、チームはおそらく勝っている。ちょっとおごりかもしれませんが、個人的にはそのぐらいがちょうどいいですね。
―個人の目標については。
まずは「個人でプラスを出すこと」。そして、チームとしてセミファイナル進出が最低目標です。中田さんがプラスマイナスゼロで終えられたら、それも自分の手柄だと思います。中田さんとは週1くらいでセットをしていますが、まだ練習量は足りないです。中田さんがどういうタイプかも、正直まだよく分かっていません。ただ、人としての能力は高いですし、麻雀もうまくやってくれるだろうと。頭もいいですよ。
―これまで麻雀の技術はどうやって磨いてきたか。
まずは麻雀ゲームをたくさんやって、基本的な牌理を覚えました。その後は、とにかく打つだけ。20代の頃は仲間内でもたくさん打ちましたし、私設リーグで意見交換しながら手牌読みを勉強しました。
ここ半年は打つ機会が激減して、代わりに「教える」機会が増えました。中田さん以外にも何人か教えている人がいます。月に50半荘くらい教えています。これからは自分の対局数をもっと増やしていこうと思っています。教えることが、自分の技術向上にもつながると感じて始めました。
以前は私設リーグを断っていたのですが、今後はまた参加したいです。ぜひ呼んでもらいたいですね。3人が強いという場はなかなかないので、そういう場の大切さにも改めて気づかされました。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)



