―ライバルからは「自然体でのびのびされるとやりにくい」という声も。
そうなんですね(笑)。確かに私はあんまり変わらないかもしれないですね。フェニックスに入る前に少し舞台から離れた時期がありましたが、緊張したのはほんの少しの時間だけで、割と早めに試合に集中することができました。「よし、頑張って結果を出すぞ!」というような気合いはありますが、気負いはないですしね。人生も麻雀も「なるようにしかならない」と思って生きてます。
家ではのんびりしていますが、仕事の時はギアを入れて、試合ではギアをMAXにします。でもその差は「ちょっと元気か、元気じゃないか」くらいのもので、大きくは変わりません。「またカモが戻ってきた」と思われるのは嫌なので、むしろ周りに嫌がられるくらいでちょうどいいのかもしれません(笑)。
―チームメイトになった下石さんや鈴木大介(連盟)さんの印象は。
大介さんはテレビで見ていると少し怖い印象があったのですが、実際に会ってみたらとても面白い方でした。MBTI(性格診断テスト)が同じタイプだったんですよ。性格が近いと理解しやすくて、「今この人は自分の世界に入ってるな」と分かるので、同じ空間にいても苦ではないと思います。ただ、頭の回転がとても速い方なので、それについていくのは大変かもしれません。私は聞き漏らしてしまうことが多いので、そこだけは気をつけたいですね。
下石さんは独特のペースを持っていて、いつ・どこから・どういうボールが飛んでくるか分からないので、常に打ち返せるようにしておきたいです(笑)
―チームから期待されている役割については。
多少なりとも「まとめ役」をしてほしいという話はありました。でも私は、人をまとめることができないというか、自分のペースを貫いてしまうタイプなので(笑)。放任しつつ、なんとなく目は配っておこうかなという感じです。
復帰1年目の目標は



