プロ麻雀リーグ「Mリーグ」2024-25シーズンで、佐々木寿人(連盟)は手応えを感じていた。個人としては3位(+388.0)を記録し、最後までMVP争いを繰り広げた。一方、KONAMI麻雀格闘倶楽部は2年連続でセミファイナル敗退という屈辱を味わった。優勝に個人賞…狙えるものは全部狙うのが“魔王”流。今期も圧巻の麻雀で卓上を燃やし尽くすつもりだ。
―昨期の振り返りを。個人としては3位(+388.0)だった。
昨期はかなり手応えのあるシーズンだったと思います。序盤に「参加率を増やしていこう」というテーマを掲げて、それが上手くいったのではないかと思います。
―近年のMリーグでは、攻めに重きを置く強い選手が出てきた。そういう傾向を踏まえた上で、テーマを掲げたのか。
もともとのスタイルを確認するために以前の映像を見返した時に、「昔に戻したほうが成績も良くなる」と思ったので、そういう考えになったと思います。
―セミファイナルではチームとして突き抜けられずに敗退。ポストシーズンの難しさを感じたか。
昨期に関しては、自分はいい出だしで闘えたと思います。ポストシーズンが難しいというよりも、しっかりと自分の打ち方を貫くしかないなと再確認したところがあります。
―滝沢和典選手兼監督が誕生した。最初に聞いた時はどう思ったのか。
伊達朱里紗(連盟)から「滝沢新監督はどうですか?」という提案があった時に、僕は「受けないだろう」と思っていました。ただ、顔を見たらすごくやる気だった(笑)。気分転換じゃないけど、新しいところに向かっていくのは悪いことではないので、期待感はあります。
―長年の付き合いだが、「受ける」と決めた滝沢さんに対しては。
思うところがあったんでしょうね。彼自身も不調のところがあったので、「何かを変えていきたい」というのがあったかもしれないです。
―滝沢さんが新監督となるが、タキヒサコンビの関係性は変わらずか。
彼は「データを見ながらやる」と言っていて、それには従いたいと思います。
新シーズンのルール変更、気になる点は



