―個人の目標。そしてチームの目標については。

 最近あまり大きなトップを取れてないんです。でも、大きいトップを取れてなくても去年はプラスしました。今までは自分が1度メダルをいただいた「最高打点」にすごくこだわりを持っていたんですけど、そこは偶然の部分もあると思うんです。やっぱりツキがないと大きなトップは取れないので。

 最近は条件戦も楽しくなってきたんです。昔は目の前の手を大きくすることばかりを考えていたんですけど、条件戦は見ていても面白いし、自分が打っていても楽しめるようになってきました。一方で新設された最多トップ賞も狙っていきたいなと思っています。とにかく見ている人が元気になる麻雀を打ちたいですね。

 チームとしては、去年、せっかくファイナルに行ったのに全然優勝争いができなかったので、やっぱり最後の一日まで優勝争いがしたい。優勝の牌を引くか引かないかの対決を自分が出来るかはわからないですが、間近で応援することができたら最高の幸せだと思います。

―恒例の控室スウィーツの願望はどうか。

 去年和菓子に目覚めて、大福とかどら焼きをたくさん味わいました。オフシーズンはスケジュール的にも余裕ができて、同じように食べていたら大変だと思い控えていたんですけど、またMリーグが始まったら体も脳も使うから、甘いものを食べても平気だと思います。今年も美味しい和菓子をたくさんいただきたいですね。

―黒沢さんの対局前の食事量に関して瀬戸熊直樹(連盟)さんが驚いていた。

 私、試合会場へは鰻や餃子とかを食べてから出かけるんです。とにかくエネルギーがつきそうなものをしっかり食べてから出ていくので、「信じられない」と瀬戸熊さんに言われました(笑)。

 以前、連投したことがあったんですけど、1試合目にトップを取った後、急いで鰻弁当をかき込んで、もう1回トップを取ったことがあったんです。みんなは「こんなに時間がないのに鰻を食べ始めた…」とすごくびっくりしていたんですけど、あのまま試合卓に向かっていたら体力がもたなかったと思います。

―昨期は本田さんが舟盛りを買ってきて、ファンを驚かせたこともあった。

 あれは私たちも驚きました(笑)。しかもあの刺身が悲劇を招いたんです。刺身は「3・4・3」と書くから、そこから3着と4着ばっかりを引いちゃって。私はお刺身が大好きなのでそれ自体はうれしかったんですけど、「験を担がなくちゃダメだ」と朋くんに言いました。隣の控室にいたパイレーツにもお裾分けをしたんですけど、食べた2人もそこから4着ばかりでした(笑)。

―雷電は控室の明るい雰囲気が魅力。

 ロケを半日間行った時も、ずっと楽しいし、みんなゲラゲラ笑っているんです。またこの4人で一緒にチームとして戦えるのが楽しみだなと思っていたら、最後の締めコメントで萩原聖人(連盟)さんがそんな事を言ってくれました。みんな同じ気持ちなのかもと思えてうれしかったです。

 永遠はないですけど、今は「離れたくない」という気持ちはすごく強いので、今期もチーム、そしてユニバースのために一生懸命戦います。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
ABEMA/麻雀チャンネルより)
 

Mリーグ 日程

12月8日(月)
  • U-NEXT Pirates
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  • EARTH JETS
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12月9日(火)
  • 赤坂ドリブンズ
  • EX風林火山
  • セガサミーフェニックス
  • 渋谷ABEMAS
Mリーグ 配信情報まとめ
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