
かつてのチームメイトでもある近藤誠一監督(最高位戦)の勇退を受け、監督を志願。今期からセガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)は、選手兼任でチームの指揮を執る。選手の起用は「みんなと話し合って決める」と明言。「麻雀で初めて泣いた」という昨期に続く連覇を目指す。
―昨期はレギュラーシーズン3位、ファイナルシリーズでは見事に優勝。どういったシーズンだったか。
レギュラーは私と浅井堂岐(協会)がマイナスだったんですけど、最初から安定していた竹内元太(最高位戦)と、ずっと強かった醍醐大(最高位戦)さんのおかげでセミファイナルに進出し、セミファイナルは全員プラスで終われました。
ファイナルに入って醍醐さんがラスを引いたところでちょっと危なくなりましたが、次に私が出た時に、赤坂ドリブンズとトップ・ラスを決められた。そこが良い場面だったかな。みんなのやる気もグッと上がったかなという感じでした。
―新加入の竹内選手がスタートダッシュを飾れたことで波に乗れた。
初戦からトップだったのかな。前半はすごく良くて、そのポイントを元太も個人的にはずっと守っていた。安定感、安心感がありますね。
―道中は「醍醐無双」もあった。
とにかく強かった。本当に安心して、みんな楽しんで見ていました。
―ファイナルを振り返ると、どうだったか。
私がトップ・ラスを決めた時はすごい盛り上がりましたよね。次は2着・3着とかだったかな、そこで首位に立てました。最終日にラスを引いてちょっと下がったんですけど、それでも「まぁでもしょうがない、トップ取れば大丈夫」という感じでした。醍醐さんが「俺に任せろ!」という感じだったので、安心はしていましたね。
―劇的な優勝。醍醐さんが泣き、それを見た茅森さんも泣いた。麻雀で泣いたことは初めてと言っていた。
麻雀で初めて泣きました。自分が麻雀を打っている時はそんなにドキドキしませんが、見ている方がドキドキするというか。それで優勝だったので。醍醐さんは大泣きしているし(笑)。
―今のメンバーになり、より感情が出るようになったのか。
私は普段からそうなんですが、周りの雰囲気に合わせるというか、そういう性格なんです。元太が入ったのが一番ですが、すごく部活感みたいものがあって、それに合わせていっている感じです。
今シーズンの気になる変更点は



