―今期からレギュレーションが大きく変わった。注目する変更点はあるか。
試合数が増えたのはそんなに影響はありませんが、チームが増えて人が変わると、また麻雀の内容も変化していくと思います。なので「始まってみて」という感じです。
―新選手加入によって、麻雀の内容が変わるだろうという選手、変わらないという選手がいる。
それはたぶん1年目からいない人だと思います。1年目は重鎮な方がいたじゃないです。そうすると門前思考で結構、高い手がバンバン出る、みたいな。今はスピードタイプが増えてきているので、結構、違うなと私は思っています。
―新加入で気になる選手はいるのか。
一応、最高位戦なので石井一馬(EARTH JETS)さん。プロになって打ったのかは分かりませんが、プロになる前から知っています。その頃は、まだ“子ども”みたいな感じでしたけどね。
―石井選手については、いつMリーグに選ばれてもおかしくないとの評価が多かった。
あまりよく分かっていませんが、昔から強かった。今年は3冠を取って、乗りに乗っていると思います。
―元チームメイトの東城りお(BEAST X・連盟)さんがMリーガーに復帰した。
ドラフト会議で(名前を呼ばれるのを)聞いて、ちょっとウルッときました。「良かったなぁ」って。
―今年は兼任監督が3人誕生した。茅森選手が最初の就任、しかも自ら手を挙げたと聞いた。
もともと監督が采配を決めるじゃないですか。(オーダーも)ポンッと連絡が来る感じで、それはつまらないなと。チーム内で話し合って「この席がいい」とか、その時の調子の良し悪しがあると思うので、みんなで話し合って決めていくのもいいなと前から思っていました。そうなると、選手でも他の3人にはちょっと任せられないと思って(笑)。
―既にプランはあるのか。
みんなとちょっと話し合って、登板は1週間ごとに決めていこうかなと。だいたい醍醐さんと話していて、初日も私の中では決めましたが、「やはり、こういうのがいいんじゃないか」というのがあります。みんなで話し合って1日目と2日目は決めました。そんな風に采配していこうかなというのはあります。
―監督業は面白いか。
みんなで話し合えるのはいいかなと思います。
―昨期は優勝時に近藤誠一監督が胴上げされた。同じように胴上げされたいか。
胴上げはしてほしくないです。高所恐怖症なので(苦笑)
―「選手・茅森」は監督として、どのように起用するのか。
3人の意見を聞いて、という感じですね。どこで出たいとか、どれくらい出たいとか、そういうことを聞いて私は最後に。「どこでもいい」みたいな感じです。
―監督として調子、相性、データ、どれを重視するのか。
全部です。でも、相性は結構、大事にしますかね。席の相性とか。
―席の話はよく話題になる。選手としては気にするものなのか。
(成績に対して)2割くらいですかね。私は特に好きな席はないし、別に起家も好きではないですが、起家(に座る時)が勝っているとか、ありますね。
新シーズンの目標設定はMリーグ 日程
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瑞原明奈 -
鈴木大介 -
石井一馬 -
滝沢和典



