―今期から試合数やタイトルなど、変更点が多い。気になるポイントはあるのか。
僕はMリーグのあるべき姿として、もっと賞金は上だと思っています。ものよっては、こっちの方が全然いいということもあるでしょうけど、やはり大台に乗って、選手がもっとクローズアップされるような世界にしなくちゃいけないなと思っているので。そこに関しては、まだまだこれからだなという気持ちですね。
―今期から優勝は7000万円。理想の賞金額は。
一旦は1億円ですね。優勝から1億円、2位が5000万円、3位で3000万円、4位でも2000万円とか。例えば麻雀で1億円プレイヤー。そういう世界に全員で近づけさせなくちゃいけないと思うんです。Mリーガーをしながら、他の仕事で生計を立てるみたいになっているので、そこはもうちょっと考えていかなくちゃいけないところなのかなと思ったりします。でも、額が上がったのは喜ばしいことだと思います。ずっとこのままではなく、上がっていく様子が見られていますから。
―今期、7人の選手が加わった。
下石戟(BEAST X・協会)さんとは戦いたくないですね、強いので。協会でもいつもやってるし、強いし、全然やりたくないです。でも強いので、見てほしいです。
―下石さんは相手に安くアガらせることが戦術と話していた。
竹内元太(最高位戦)と一緒ですよね。下石さんは読みがすごいですよ。そんなところが見えているんだ、みたいな。元太とか、下石さんとか、堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ・協会)さんとか。その辺はすごいなと思いますね。
―個人賞に最多勝が加わった。興味はあるか。
調子が良ければ、という感じですかね。結局、調子が良ければMVP争いになる。そうしたら勝手に最多勝が絡んでくるはずなので、あまり気にしてはいないです。狙えたら嬉しいですという感じです。まぁ狙えるのが一番いいですよね、チームのために。
―1年目からのMリーガーは、Mリーグの麻雀に変化を感じている。
渡辺太(赤坂ドリブンズ・最高位戦)さんとかの影響で、攻撃的になっているイメージがありますが、昨シーズンはは醍醐大(セガサミーフェニックス・最高位戦)さんと白鳥翔(渋谷ABEMAS・連盟)と元太が勝った。その3人はそういうタイプじゃない。どちらかと言えば慎重タイプ、守備型。そう考えると意外にそこまで攻撃型に振り切っていないのかなと思っています。もちろん選手の研究はしますが、自分らしくいくしかないなという気がします。
今期の目標は



