将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、王座、棋聖、棋王、王将、23)と挑戦者の永瀬拓矢九段(33)が激突する伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦七番勝負第6局は9月10日、東京・千駄ケ谷の「将棋会館」で2日目の対局を行っている。中盤の難所に突入している、対局室には“意外なゲスト”の姿が…。解説者、視聴者からも「変な人が入ってきた!」「珍事件」と驚きの声が上がっていた。
藤井王位の3勝、永瀬九段の2勝で迎えた王位戦第6局。本局は本来、静岡県牧之原市の「平田寺」での開催が予定されていたが、5日に台風15号の影響で発生した竜巻で大きな被害を受け、同市は開催の辞退を決断。翌6日に日本将棋連盟が対局会場を「将棋会館」に変更することを発表していた。
対局は2日目に入り、中盤の難所へ。張り詰めた空気が流れる特別対局室だったが、午前11時過ぎには“意外なゲスト”の姿が見られた。ABEMAの中継では藤井猛九段(54)が大盤を使って解説を行っていたが、突然、「変な人が入ってきた!え?なんで?」とビックリ。全く動じることなく自然な様子で記録係の隣に座ったのは、名人3期の佐藤天彦九段(37)だった。
「立会じゃないでしょ?入っていいの!?」




