【MLB】ドジャース 7—2 ロッキーズ(9月9日・日本時間10日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でロッキーズ戦に先発出場した試合で、復調気配のムーキー・ベッツがホームラン。この一撃で生還した大谷を含め、中継カメラではドジャースベンチのノリノリな様子を捉えた。
3連勝を目指すドジャースは、1点をリードして迎えた3回裏、2死から大谷が四球で出塁。続くベッツの打席で、大谷は今季18個目の盗塁を決め、チャンスを広げた。2死とはいえ、大谷の脚力を考えればヒットで1点が入る場面だったが、一時期の不調を脱した気配のあるベッツはその期待を超える今季17号2ランホームランをレフトスタンドへ叩き込んだ。
この展開に、本拠地ドジャー・スタジアムの雰囲気は最高潮。観客は割れんばかりの歓声を送り、ベンチ内ももちろん大盛り上がり。ベッツはベンチ前でテオヘルことテオスカー・ヘルナンデスにヒマワリの種で祝福され、そのまま"シャキーン"とセレブレーション。チームメートたちとハイタッチを交わした。
もちろん大谷も同様だ。ベッツの後に続いてベンチで仲間たちとハイタッチを交わし、最後はバスケットボールのフリースローのようなポーズで締めくくっていた。
この試合でドジャースは、ベッツ、フリーマン、そしてテオヘルが2本のホームランを放ち、計7得点。3連勝を飾った。打線が上向いてきたことで、チーム内の雰囲気もさらに良くなっている。直接対決を7試合残すジャイアンツがこの日勝利したため、マジックの再点灯とはならなかったが、地区優勝へ向けて"いい雰囲気"が整いつつある。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



