【MLB】ジャイアンツ 5ー1 ドジャース(9月12日・日本時間13日/サンフランシスコ)
ドジャースの山本由伸投手が、完璧なストレートで見逃し三振を奪った。その最高の一球に相手打者も苛立ちを見せていた。
0ー1とドジャースが1点ビハインドで迎えた6回裏、先頭のギルバートに対して山本はストレート、スプリット、カットボール、カーブと多彩な球種を駆使。そのすべてを低めに集め、カウントはフルカウントに。そして迎えた7球目。アウトローへ渾身のストレートを投じると、ギルバートは全く反応できず見逃し三振。バットを放り投げ、その場で仰け反るようにして大きく叫んだ。ベンチへ引き上げる際も何やら呟いており、悔しさが見て取れた。
決め球となったストレートは、MLB公式データサイト『Baseball Savant』によると97.3マイル(約156.6キロ)。これはこの試合で2番目のスピードであり、ストライクゾーンを示すラインの隅にギリギリかかる完璧なコースだった。
山本の圧巻投球にファン興奮

