【MLB】ジャイアンツ 5ー1 ドジャース(9月12日・日本時間13日/サンフランシスコ)
ドジャースの山本由伸投手が、キレッキレの変化球で見逃し三振を奪った。“33センチ変化”大きく曲がる魔球にファンも衝撃を受けている。
前回登板で9回2死までノーヒットピッチングを見せた山本は、中5日での登板となったこの試合で、初回に1点を失ってしまう。しかし、そこから崩れないのが山本の凄さだ。2回、3回と三者凡退に抑え、完全に立ち直った。
4回は先頭のアダメズをストレートで見逃し三振に仕留め、前の回から2者連続三振。そして迎えたフローレスに対しては、ストレートとシンカーを投じ、わずか2球で追い込む。そこからファウルで粘られたものの、最後は大きなカーブで空振り三振。フローレスは大きく体勢を崩される形となった。
MLB公式データサイト『Baseball Savant』によると、最後の決め球となったカーブは75マイル(約120.7キロ)。直前のストレート95.8マイル(約154.1キロ)とは、実に33キロ以上の差があった。さらに横へ13インチ(約33センチ)、縦にも13インチ(約33センチ)沈む変化を見せた。
山本の魔球にファン驚愕

