【MLB】ジャイアンツ 7ー13 ドジャース(9月13日・日本時間14日/サンフランシスコ)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でジャイアンツ戦に先発出場すると、3回に反撃ののろしとなる49号ソロ本塁打を放った。ベンチに戻った後も大谷からは笑顔が見られた。
2年連続の世界一、3年連続となる本塁打王獲得に向けて勝負の9月を迎えた大谷とドジャースだが、地区優勝争いは過熱し、本塁打王争いではトップのシュワバー(フィリーズ)に3本差を付けられるという状況。加えてチームは昨日の試合で不可解な判定がもととなってのサヨナラ負けを喫するなどフラストレーションの溜まる事態が続いていたが、そんな鬱憤をバットで晴らした。
それは3点ビハインドで迎えた3回表。先頭打者として打席に入った大谷は、先発のウェブ投手が投じた148キロのシンカーを一閃。打球はセンターバックスクリーンへとぐんぐん伸びていく特大の一発に。5試合ぶりの本塁打はドジャースの反撃ののろしとなるものだった。
打球は114.8マイル(約184.8キロ)という超高速打球で飛距離は自己最長となる454フィート(約138.4メートル)だっただけに、一発を放っても淡々としていることも多い大谷が、ベンチに戻ってからもにやけるやや珍しい様子も見られた。
この一発でドジャース打線に火が付き、13-7で快勝。大谷自身も猛打賞を達成するなど会心のゲームとなった。
日本時間15日のジャイアンツ戦も大谷は「1番・DH」で先発出場。メジャー史上6人目、自身2年連続の50号に期待がかかる。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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