そんな曲者相手に大の里は貫禄の横綱相撲を見せた。立ち合い強烈なのど輪で突っ張った阿炎だったが、問題にせず押して前に出た大の里は、そのまま体重164キロの相手を吹き飛ばすように押し倒して勝利した。相手を寄せ付けない圧倒的な強さを見せた大の里に館内も大盛況。大きな拍手と歓声が沸き起こった。大の里は無傷の3連勝となる白星。敗れた阿炎は3敗目を喫した。
取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元関脇・若の里の西岩親方は「横綱相撲でしたね。もう大人と子供みたいなね。力強いですね。吹っ飛びましたね」とあんぐり。「阿炎も決して弱い力士じゃないんですけどね」とフォローしつつ、西岩親方は「(阿炎は)どうやって崩すかを考えていたと思うんですけどね。大の里の下半身、腰の構え、全く崩れませんでしたね」と語った。
大の里が阿炎を吹き飛ばした衝撃的なラストに、視聴者も「こんなん交通事故やん」「160キロをふっ飛ばすパワー」「これが横綱ですよ」「強すぎ!」「恐ろしいな」「曙の再来だ」「合気道みたいに飛んだな」と驚嘆の声を上げていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗


