シリーズは藤井王座が先勝。9月4日にシンガポール・セントーサ島で行われた開幕局は、藤井王座の雁木に対し伊藤叡王から仕掛けて開戦。藤井王座のペースで進行した対局だったが、劣勢を強いられることになった伊藤叡王もうまくプレッシャーをかけ続けて対応。最後は際どい戦いとなったが、藤井叡王は最終盤に“サーカスのような手順”を見せ、66手の短手数で勝利を収めた。
短期決戦の五番勝負とあり、一局一局の白星は想像以上に重くなる。藤井王座が連勝で一気に防衛に迫るのか、伊藤叡王がすぐに追いついて見せるのか。注目の一戦から目が離せない。
持ち時間は各5時間の1日制、本局の先手番は藤井王座。
(ABEMA/将棋チャンネルより)




