<大相撲九月場所>◇六日目◇19日◇東京・両国国技館
土俵下の23歳力士の“驚きの行動”がファンの心を掴んだ。予想外の光景に「好感度上がる」「応援したくなっちゃう」と称賛の声が相次いだ。
序二段十三枚目・実富士(伊勢ヶ濱)と序二段十六枚目・翠桜(出羽海)の一番での出来事。立ち合い手を出して当たって左四つに組んだ実富士は、ジリジリと寄っていき、右上手に手をかけると土俵際で投げの打ち合いを制して勝利した。
決着後、勢い余って両力士は土俵下へと転落。実富士は客席に突っ込み座布団が乱れてしまった。だが、実富士は立ち上がると乱れた3枚の座布団を一枚一枚丁寧に並べ、元に戻してから土俵へと戻っていった。花道を下がる際には、奥で待機していた親方が笑顔でウンウンと頷いていた。上手投げで勝った実富士は2勝目。敗れた翠桜は2敗目を喫した。
座布団が乱れてもそのまますぐに土俵へと戻る力士も少なくないなか、23歳・実富士が土俵下で見せた行動にファンも注目。「好感度上がる」「応援したくなっちゃう」「いいね」「座布団片づけえらい」「直すんやw」「丁寧」「人柄ですよ」と称賛の声が続々と上がっていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



