そんな中で迎えた南2局、醍醐は「2000点はそんなにアガりたくない。打点は残しておかないといけない」と、6・6・7筒から6筒を捨てる選択。放送席が「ここで醍醐の先切りが出ました。先切り十段の異名を持つ醍醐です」などと盛り上がる中、その選択が奏功し、リーチ・ツモ・タンヤオ・平和・赤の満貫・8000点を加点した。これで再びトップ目に浮上。南3局では下石の満貫・8000点を親被りして小林にトップ目を譲るも、僅か700点差のオーラス、醍醐は下石のリーチに応戦し、ツモ・タンヤオ・ドラの4000点(供託1000点)で逆転勝利を決めた。
「4回連続でチームがラスだったので。冷静にやりたかったんですけど、すごい喜怒哀楽が…。もうドキドキしましたね」。醍醐は今シーズン初トップに安堵の表情。「このままズルズル行っちゃうと『今年はな…』となっちゃうところだったので。とりあえずポイントをプラスのところまで早い段階で持っていけるように頑張りたいと思います」と述べた。「フェニックス、『4』しかなかったので。ようやく他の着順で、しかも1着を取ることができました。まだまだシーズンは長いんですけど、レギュラーシーズンを突破できるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」。圧倒的な強さを誇った昨期のMVP男が、今期もチームを牽引する。
各選手の成績Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)



