指の腹で味わう牌の感触が、逆転勝利を告げていた。「大和証券Mリーグ2025-26」、9月23日の第1試合に出場したセガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)が、オーラス南4局に2着目からトップ目のU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)をかわして逆転勝利。開幕から4連敗だったチームを救う初勝利を手にした。オーラスでは、アガリ牌を引き寄せるとじっくり時間をかけてツモの発声。この手つきにファンも大注目した。
昨期、初優勝を果たしたセガサミーフェニックスだが、立役者になったのはMVPも獲得した醍醐。ファイナルシリーズ最終戦、優勝を決めた直後にチームメイトとともに号泣した姿は、今も記憶に新しいところだ。ところが今期は、開幕戦で自身がラスを引くと、その後も仲間が3連続でラス。計4連続ラスというリーグ初の大苦戦を強いられた。
勝利を味わう指の腹Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




