——光(ヒカル)を演じる上で、竹下良平監督から何か指示はありましたか?
梅田:キャラクターそのものの指示というよりは、その話数ごとで印象的なシーンや、アニメオリジナルの演出がある場合は、ここはこういう風に演出したいのでという形で、作品作りとしてのご指示はいただきました。
例えば、子供っぽく泣いているところを、もう少し大人っぽく泣いてほしいとか、すごくはっきり泣いてほしいというシーンもありましたし、本当に息も絶え絶えにため息交じりの声で、というような感じもありましたね。
普段は結構、任せてくださっている印象はあったんですけれども、そういったディレクションがくるときは、本当にいろんな角度から監督にしか見えてないビジョンがあったのかなと感じます。
繊細な機微の描写が多い『光が死んだ夏』で、キャラクター背景の複雑さからも特に難しい役どころに挑んだ梅田だが、苦労よりも楽しいという印象が強かったと語っていたのが記憶に残った。梅田の表現力に着目しながら本編を振り返ると、また新たな発見があるのではないだろうか。
(C)モクモクれん/KADOKAWA・「光が死んだ夏」製作委員会
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