——青春と同じくらいのウェイトで本作を占めている要素としてホラーがありますが、梅田さんは幽霊や怪奇現象とかの存在を信じますか?
——過去のそのような体験をしたことは?
梅田:体験したことは……あります。子供の頃なんですけど……その当時団地に住んでいたので、家族で川の字になって寝てたんですが、ふすまを隔てて、向こうにおじさんが3人立ってるんです。
見えないはずなのに、立ってるのも確実に認識できるんですよ。ちょっと、一定のリズムに乗せて何かをささやいてて。でも、「修一朗」と呼んでるわけじゃないんですよね。
なんか、音も聞こえてきて、でも隣の両親に声をかけようにも、うまく声を出せなくて。ようやく「うわー」って言えた瞬間に、親が起きて、「どうしたんだ」って言われたので、「廊下に人が立ってる」って言って実際に見に行ったんですけど、案の定誰もいなくて。
口にするのは難しいけど、その時の“ナニカ”を覚えてます。
——それ以降に同じようなことはありましたか?
梅田:ちょっとした体験はあるにはあるけど、同じような体験はないですね。どんどん見えなくなっていったので。
高校時代のエピソードや、幼い頃の心霊体験など、梅田のさまざまな過去に触れることのできた取材となった。多彩な人生経験が現在の梅田を、そしてその演技を作り上げていると考えると、出演作の鑑賞もまた味わい深くなるだろう。
(C)モクモクれん/KADOKAWA・「光が死んだ夏」製作委員会
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