病院への行きづらさ、性的少数者の悩み
【映像】「喉を痛めると男性的な声に」 トランスジェンダー(MtF)のマキさん
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 「怖くて病院に行けない」「すべての医療で性別情報が必要なのか?」。Xでそんな声を上げたのは、トランスジェンダーの人々。認定NPO法人ReBitの調査によると、トランスジェンダー男性と女性で、「医療での困難を経験した」と答えた人は77.8%だった。

【映像】「喉を痛めると男性的な声に」 トランスジェンダー(MtF)のマキさん

 ネットの声を見ると、問診票などで性別を記載しなければいけないこと、ホルモン投与をしていると申告したことで物珍しげな顔をされるなど、理由はさまざま。病気やケガを直すためとはいえ、性別に触れられることに苦痛を感じてしまうようだ。

 一方で、「医療に必要なのは肉体が女か男かでしょ」「男女でかかりやすい病気も違うんだしそこは割り切ってほしい」といった厳しい意見も。

 『ABEMA Prime』では当事者を交え、病院への行きづらさと、医療現場の事情を考えた。

■「喉を痛めると男性的な声に」「診察室にやたら大勢の看護師が」 当事者の苦悩
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