そんな中で十四日目、土俵近くの客席で観戦していたのが、2019年に行われたラグビーW杯日本大会で日本代表として出場した福岡堅樹さんだ。Tシャツ姿の福岡さんが、十両三枚目・錦富士(伊勢ヶ濱)と前頭十四枚目・朝紅龍(高砂)の取組前に真剣な表情を浮かべていたところを、ABEMAの中継カメラが捉えた。
実況を務めていた高橋大輔アナウンサーは「土俵の近くの客席に元ラグビー日本代表の福岡堅樹さんの姿がありますね」と伝えた。
福岡さんは2021年に現役を引退。現在は医師を目指して、新たな道を突き進んでいるが、解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「真面目な方でね。『スポーツと医学は両立できるんですか?』と聞いたら『できる!』と。それを私の子供に伝えましたよ」と福岡さんに関するエピソードを話していた。
ラグビー選手を引退したとはいえ、日本代表まで上り詰めた福岡さん。存在感は十分で、体つきも相まって客席でどうしても目立ってしまっている。そんな姿を見て、視聴者も「体デカ…」「迫力あるな」「真剣に見てる」などの声を上げていた。なお、錦富士と朝紅龍の取組は、錦富士が押し出しで白星を上げた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗


