【MLB】ガーディアンズ 3ー2 レンジャーズ(9月27日・日本時間28日/クリーブランド)
ガーディアンズが、劇的かつ前代未聞の展開でポストシーズン進出を決めた。
2ー2の同点で迎えた9回裏、勝てばポストシーズン進出が決まるガーディアンズは、2死満塁のチャンスを作った。打席には7番のケイファス。その2球目、ガルシアの投じたストレートがすっぽ抜け、ケイファスの腕に直撃。なんとサヨナラ押し出しのデッドボールとなった。
ケイファスは怒りをだす素振りを微塵も見せず、ガッツポーズ。勢いよくバットを放り投げてファーストへと歩き出した。まさに確信歩き。ベンチからはチームメートが一斉に飛び出し、ポストシーズン進出を喜んだ。
一方でガルシアは頭を抱えながらマウンド上でジャンプ。歓喜のケイファスとは対照的でまさに天国と地獄。打たれるわけでなく、自身の明らかな失投で敗戦が決まったことに悔しがった。
「1920年以降でプレーオフ進出を決めた日にサヨナラ押し出し死球で勝利した初めてのチームとなった」

