――序盤はそんなアレクと3人が交流して、アレクの自信が回復していくのが物語のキーポイントですよね。
梅田:自信を持ってまだ3人と話せる状態ではない感じですよね。アレクはアレクで優しさや丁寧さもあるけれど、どこかで遠慮をするような感じが最初はあったかなと思います。
――宮廷時代の癖が抜けきれないという描写もされていましたね。
梅田:それを壊してくれるのがオーネストや、ほかの2人なんです。
――個人的にはそんなオーネストのアツさに惹かれました。
久保:おっ!
水中:いいやつですよね。
――そんなパーティーでアレクを再び迎え入れた3人は、自信を失っている旧友を励ますという距離感で接したという感じでしょうか?
水中:オーネストはああいう性格なので特に何も考えず、カラッと演じています。本当に複雑なことは何も考えていないので。
一同:(笑)
――そこがいいところですよね。
水中:感情も真っ直ぐで行動理由もはっきりしている。昔の友達がいるから最強を目指すとか、アレクが本音を言わないから詰めるとか、こざかしいことをせずにストレートに聞く。そこだけを意識してやっていました。
――まさにオーネストらしさが、今のお言葉に表れていると感じました。
久保: 3人はいい意味で何も変わらなかったんだと思います。離れている間もそうだったから、(アレクがまた)一緒になれたのかなって。ここが変に急成長してしまっていると、アレクに声をかけることもなかったかもしれない。
水中:アレクだけが引け目を感じていたから。
久保:もちろん、まったく成長していないというわけではないですが、学生時代と何も変わらない状態で3人は過ごしていたのかなって。だからアレクが一緒になったことで、改めて3人もアレクと一緒に冒険者としてのスタート地点に立てたと思います。
田澤:最初の会話も「久しぶり!」って感じだから、もう今までの学生時代の延長線上で会話しているみたいな感じでしたね。
アフレコの様子は?- 日本語
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