唯一のルートを見事に突破した。9月30日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2025-26」の第2試合では、EX風林火山の内川幸太郎(連盟)が登板。劇的な逆転勝利で個人3連勝を決めた。
今期からチームに加入した内川。初登板は4着だったものの、2戦目、3戦目と連勝した。3連勝を狙う当試合は起家から内川、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)、EARTH JETS・石井一馬(最高位戦)、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)の並びでスタート。まず東1局は園田が跳満・1万2000点、東2局は堀が親満貫・1万2000点を奪取した。東3局1本場、内川は園田に満貫・8000点(+300点)を放銃。2着目から3着目に転落するも、自身のテンパイ流局で迎えた親番の南1局1本場ではリーチ・ドラの3900点(+300点、供託1000点)、南2局ではリーチ・一発・赤・ドラの満貫・8000点(供託1000点)をアガった。
オーラス、2着目の内川はトップ目で親番の園田と9600点差。満貫をツモれば逆転できる状況だ。注目の配牌はダブ南が対子、赤5筒を含めた面子が1つあるといったもの。内川は早々にダブ南を鳴くと、「テンパイした後は3900点をアガって終わりかな」「チームもゆとりがあるので、これを逃がさないように2着もやむを得ず」としつつも、最終的には2・5筒の両面待ちから二万を引いたことでノベタンの二・五万待ちにチェンジした。
会心の赤牌ツモ!Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




