「あ！赤五万の道を残した」「満貫条件になったね」。放送席が盛り上がる中、なんと内川は数巡後、その赤五万をツモ。首尾よくダブ南・赤2の満貫・8000点を成就させ、ファンを「ないすー！！」「うおおおお！！！」「すげぇ」「マジか」「えぐっ」「かっこよすぎ」などと熱狂させた。
第1試合ではチームメイトのルーキー・永井孝典（最高位戦）が勝利。チームは今期2回目のデイリーダブルを飾ると共に、連続連対を「8」に伸ばした。内川は「いいですね、何回やってもね。うれしいですね」と笑顔。オーラスの劇的ツモについては「僕ね、風林火山に入ってからは“真紅の烈風”という通り名を付けてもらって、赤五万が来そうなんじゃないの？と」と述べ、「一瞬、盲牌したんですよ。五万だったので『赤！』と言ったら赤で、めちゃくちゃうれしかったですね」と振り返った。
内川は昨期までKADOKAWAサクラナイツに所属。チームリーダーとして奮闘した。元チームメイトである堀との対決に関して、内川は「普段はあまり緊張しないんですけど、始まる前は少し緊張が出ました」と発言。「負けたくないという気持ちはもちろんだけど、長い時間一緒に麻雀を教えてもらって、すごく堀さんには成長させてもらっていると思っているし、サクラナイツを去る時に『Mリーグの舞台で一緒に戦いたいですね』と言ってくれてた。もちろん、他のチームメイトもそう言ってくれたんだけど、最初に堀さんに相談したので、感無量ですね」と語った。
「本当に、幸運にも満貫ツモ条件を満たすことができまして、チーム、今シーズン2回目のデイリーダブルとなりました。永井君が頑張ってくれて、引っ張られるように僕も調子がいいので、チーム一丸となって貯金は来たるべき日に備えていくらでも作っておきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします」。ブレードを刀に持ち替えた男が、チームを5年ぶりの優勝へと導く。
各チーム・選手の成績Mリーグ 日程
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