近藤真彦も「行け!」雄叫び 日産 Z、劇的オーバーテイクで感情爆発…9年ぶりV決めた逆転劇の“舞台裏” スーパーGT 2025/10/02 22:00 拡大する 最後の最後までレースはわからない──。 “ドラマチックSUGO”と称されるほど、モータースポーツの歴史において、劇的ドラマを生み出し続けてきたスポーツランドSUGO(宮城県)で行われたスーパーGT第6戦決勝も、その名に違わぬ結末となった。 この日のレースは、TGR TEAM SARD(#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra)がトップを快走し、その後ろをKONDO RACING(#24 リアライズコーポレーション ADVAN Z)が繰り返し追い立てる形となった。すると、48周目に赤旗中断が入り、残り30分のタイムレースで再開。さらに3度のFCY導入により、後半は実質14分半のスプリント勝負へと変貌した。ガレージでは第1スティントを担当した松田次生が両手を合わせ、祈るように見守る。背後にはAstemo REAL RACING(#17 CIVIC TYPE R-GT)やARTA(#16 MUGEN CIVIC TYPE R-GT)も迫り、さらに幅が狭いコースの中で、GT300との混走も重なる大混戦に。 続きを読む