第1局1日目の時点では、佐々木八段にわずかに誤算があったか、藤井竜王がややペースを握っていると見られている。しかし、両者ともに神経を使う展開だ。開封された封じ手は角引きの一手。ABEMAの中継に出演した吉池隆真四段(20)は、「激しくなる順の多い、結構な勝負手。藤井竜王は読んでいたのかが気になる」と印象を語っていた。
激戦が見込まれるこのあとの展開で、藤井竜王がじりじりとリードを押し広げていくのか、やや苦しい状況の挑戦者が追い上げるのか、2日目の午前中から目が離せない。
持ち時間は各8時間。
(ABEMA/将棋チャンネルより)




