上野五段は、「糸谷八段の勢いに押されてかなり苦しかったが、運が良かった。昨年も東西対抗戦に出場できたので、今年もという思いが強かったのでとても嬉しい」とコメント。2年連続での出場を決め、「西軍、東軍ものすごいメンバー。トップ棋士と検討や練習など将棋を指すことができ、自分にとって大きな勉強の場だった。今年も出場できるので良い将棋をお見せできるように、西軍の勝利に貢献できるように頑張りたい」と意気込みを語っていた。
今期の西日本地区は、ファン選出で藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋聖、棋王、王将、23)、豊島将之九段(35)、山崎隆之九段(44)が出場。さらに、関西Aブロックから稲葉陽八段(37)、Bブロックから久保利明九段(50)、Cブロックからは上野五段が参戦を決め、全員が東西対抗戦を経験している超強力メンバーがそろった。
伊藤匠叡王(22)、ファン投票1位の中村太地八段(37)ら東軍と激突する東西対抗戦では、どのような熱戦を繰り広げるのか。期待は高まるばかりだ。
◆SUNTORY将棋オールスター東西対抗戦2025 ファン投票による選出(東西各3人)、予選(東西各3人)、決勝戦(東西各6人)によって構成される。12月に開催予定の決勝では、個人戦と団体戦のポイント数で優勝チームを決定する。対局は全て持ち時間なし、初手から1手30秒未満で行われる。先手・後手は振り駒で決める。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





