目指すのはタンヤオ・平和・赤でのツモに、さらに456の三色同順だ。既にピンズ、ソウズでは形ができており、あとはマンズだけ。ところが13巡目、岡田のもとにやってきたのは三色同順が確定する四万ではなく七万の方だった。これには実況・日吉辰哉(連盟)も「なんでこんな七万がいるんだろう」と岡田の心境を代弁。それでも一発ツモや裏ドラ次第で逆転できるだけに、岡田は6筒を切って六・九万待ちのリーチを決断した。
山がいじわるだったのが、この後だ。持ってきたのは待ち焦がれていた四万。日吉は「神様のいじわる!」、解説の朝倉康心(最高位戦)も「いやー、順番が…」と漏らすと、カメラは四万を引いた直後に一瞬、しょんぼりとした岡田の顔を捉えていた。ファンも「ぴえんぴえん」「いい顔するな」「これは悲しい」「ションボリ」「順番逆だろ」「苦悶のおかぴかわええな」「今夜眠れないよこんなの」といったコメントを並べた。
なお、その局は岡田がアガれず、たろうがアガって試合終了。インタビューに登場した岡田は「メンタンピンになればいいなと思っていたんですけど、一番嫌な七万を引いたので」と苦笑い。それでも、ツモ筋にアガリ牌がなかったことに「アガれなかったので、いいんですけどね」とサバサバとしていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)



