藤井王座にとって五番勝負を1勝2敗のカド番とするのは、昨年5月に行われた第9期叡王戦五番勝負以来2度目となる。当時は第4局を制してタイに追いついたものの、最終局で伊藤叡王に敗れ八冠独占が崩れることとなった。
一方、伊藤叡王にとっては二冠目を手にする最大のチャンスが訪れている。2連勝の勢いそのままに王座奪取を決めることができるか。さらに、両者の公式戦対戦成績は藤井王座の13勝5敗と差はあるものの、直近10局では5勝5敗の五分となっている。激戦が繰り広げられているシリーズを制するのはどちらか。両者の戦いから一手も目が離せない。
持ち時間は各5時間。第4局の先手番は藤井王座。
(ABEMA/将棋チャンネルより)




