■「日本人にAirbnb的なサービスをすることは不慣れ」
コラムニストの河崎環氏は、「日本人にはバケーション文化がないから、Airbnb的なサービスを提供することに不慣れだ。その上で、突然、インバウンドニーズのために、いろんな人が民泊に参入しても不慣れだから、ゴミ出しっぱなしでも、『観光客の方がどうにかしてね』という状態になっている。 多分そういったあつれきを直していく必要があると思う」との見方を示す。
また、「ゴミを見ている近所の人たちからすると、その人たちにとっては嫌な感情だったりする。一般の人たちでそういった感情をグツグツと煮立てているのは、観光の方向性としては修正するべきだと思う。意外と(特区民泊の新規受付の)一旦停止は悪いことではないんじゃないか」と語った。
高見氏は、「ルールがきっちり整備されたら止める必要はないと思っている」といい、「しっかり取り締まって適正な民泊をやっていただく。例えばゴミの問題も、“事業系ごみ”という形でちゃんと契約しないとダメだ。そうじゃなくて、普通のゴミとして捨てる良くない事業者がいる。だから、契約を縛ったり、チェック体制を整える。それらも含めて体制整備を今考えたい」とした。
(『ABEMA Prime』より)
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