JR東日本が人気アイドルグループSixTONESとコラボした発車メロディの使用中止を発表した。東北新幹線の東京、上野、大宮の各駅で来年3月末まで期間限定で使用されるはずだったが、開始からわずか10日で中止となった。
いったい何があったのか。JR東日本は「ホーム上で、柄の長い集音マイクを使用して録音を試みる方が目立つようになり、安全面での懸念が生じました」と中止の理由を説明している。
駅のホームで柄の長い集音マイクを振り上げ、スピーカーから流れる発車メロディを録音する人が増えたという。迷惑行為に加え、安全面でも懸念が生じたという。JR東日本は「新幹線の運行には高圧電流が使用されており、架線に触れなくても近づくだけで感電する恐れがあるほか、周囲のお客様へのご迷惑にもつながる」と説明。
新幹線の駅ホームでなぜ感電の危険があるのか
