新幹線の駅ホームでなぜ感電の危険があるのか。元京王電鉄運転士の響丈氏は「新幹線は2万5000ボルトの高電圧を使って走っている。その電気が上の架線に流されていて。距離を離していればいいが、棒を伸ばすことによって、近づくことで、触らなくても電気が飛んできてしまうので、電気が流れてしまう可能性があるという意味で危ない」と説明した。
響氏によると、集音マイクの長い柄が駅ホームに張り巡らされている架線に触れてしまうと感電する可能性があるという。特に新幹線の場合、在来線より強い電圧が流れているため、架線に近づけただけでも「たぶん即死だろう」と推察する。「例えば、新幹線の駅で高い位置に傘を持ち上げたり、カーボンの釣り竿を近づけてしまうと危ない。本当に新幹線の駅に関しては、長いものは気をつけた方がいい」(響氏)
中止の原因となった録音者は“音鉄”
