【MLB】マリナーズ2ー8ブルージェイズ(10月16日・日本時間10月17日/シアトル)
10月16日(日本時間10月17日)行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ3回戦、シアトル・マリナーズ対トロント・ブルージェイズの一戦で、ブルージェイズのレジェンド右腕マックス・シャーザーが、自軍の監督を怒鳴りつけた場面が話題となっている。
5回裏マリナーズの攻撃、ブルージェイズ先発のシャーザーは、この回先頭の7番ドミニク・カンゾーンにヒットを許すも、その後、なんとか2死を取り、2死一塁、打席には1番のランディ・アロザレーナを迎えるという場面で、ベンチからジョン・シュナイダー監督が飛び出し、マウンド上のシャーザーに降板・交代を告げることに。しかしここでシャーザーは監督に向かって凄まじい剣幕で叫んで追い返し、そのままアロザレーナと対戦。そのアロザレーナを見事、空振り三振に切ってとり、この回を無事に終えることとなった。するとそのベンチへと引き上げたシャーザーは、その入り口に立っていた監督に対して、またもや叫び声をあげるという姿を披露。監督に選手が立て続けに怒鳴られるという、なんとも珍しい場面となった。こうしたベテランの意地が指揮官への叫び声という形で発露した場面にファンからは「怖すぎ」「キレすぎだろ」「監督可哀想w」「気合が違う」「さすがマッドマックス」といった様々な反響が巻き起こることに。
シャーザーは今季17試合の先発で5勝5敗、防御率5.19といまひとつの成績で終わってはいるものの、通産221勝を挙げているレジェンド右腕。全盛期ほどの輝きこそないものの、その気骨あふれるプレースタイルは今なお健在のようだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
(C)Getty Images


