2024年の衆院選と7月の参院選で惨敗し、自民党が崖っぷちの状態に陥った矢先、国政の舵取りを任されることになった高市新総理に対し、総理指名選挙で毎回女性に投票し続けてきたという無所属の寺田静参議院議員が公式Xで自身の考えを発信した。

「正直に申し上げれば、以前まで私は高市さんのことがとても苦手でした。でも、今は『失敗してほしくない』と願う自分がおります。たとえ政策や価値観で賛同できない点があったとしても、子どもたちに実際に女性総理の姿を見せる効果は非常に大きく、『女性が初めて日本の総理になること』そのものを見つめる姿勢こそが、社会を変えていく大きな一歩だと考えます。日本でも女性は総理大臣になれる」(寺田議員のXから抜粋)

「大きく期待するのは女性だということで、自民党初の総裁になられ、そして今度総理になるが、そうすると自民党が作ってきた『失われた30年』、これをどういうふうに打開するのか。今までの自民党の政治と決別するような英断をすることが望まれる。女性だからこそできるのではないかということをもし期待するのであれば、その一点に尽きる」(中林教授)

「女性が政治参画するハードルはいまだにある」
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