再び黒沢らしいリーチが飛び出したのは東4局。石井が仕掛けてテンパイを入れた後に、黒沢はメンゼンで追いついた。安全度を優先し、完成していた一盃口を崩すメンタンピンのリーチ。これを仲林から一発で討ち取り、リーチ・一発・タンヤオ・平和・赤の1万2000点を入手した。高い手作りに守備意識が重なった秀逸な一打に、ファンは「一発か!」「わーいありがとう!!!!!」「雷電優勝!雷電優勝!」「セレブー!」と大騒ぎ。
最後の親となった南4局、3着目の石井がリーチをかけてきたが、黒沢は危険牌を勝負した末にツモ・タンヤオ・平和・赤2の親満貫をツモ。持ち点は5万点を超え、今期初トップを手に入れた。
「私だけ全然冴えない成績だったので」Mリーグ 日程
12月15日(月)
12月16日(火)



