そのレア度から考えれば、もう少し高打点でもいいかもしれない。「大和証券Mリーグ2025-26」、10月24日の第2試合でKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(連盟)が、東2局に出現率0.7%というレア役・三暗刻を門前で仕上げたものの、打点は他の役と合わせても満貫の8000点に留まったことに、ファンや解説者から「見た目のわりに安い」などといった反響が生まれた。
三暗刻は、文字通り手牌に暗刻を3つ揃えることで成立する2翻役。残りの1面子は鳴きを入れてもOKではあるが、暗刻3つという難易度から、出現率は門前で6翻、鳴いても5翻の清一色(0.8%)よりもレアな0.7%だ。さらに、暗刻以外の部分を門前で仕上げたともなれば、詳細は不明だが清一色よりもさらにレアで、役満・四暗刻(0.04%)に近づくことは間違いない。
東2局、堀は配牌で三万、九万と2つの暗刻を手に入れ、第1ツモで東が対子に。混一色や対々和も見込める中、3巡目には孤立していた5筒に赤5筒が重なり、さらに対子が増えた。そして6巡目、東を暗刻にしたところで門前の三暗刻が確定。ペン3筒でテンパイを入れた。5筒が暗刻になれば役満・四暗刻単騎のテンパイだが、あいにく山にはゼロ。この事実を知ればリーチも打てたかもしれないが、堀はダマテンで手変わりを待った。
レア度が高い門前三暗刻Mリーグ 日程
12月15日(月)
12月16日(火)




