ドイツ、チェコ、オーストリアの欧州3カ国に渡って開催されたWRC・世界ラリー選手権第12戦『セントラル・ヨーロピアン・ラリー』で、思わぬアクシデントが発生した。
デイ2のスペシャル・ステージ(SS)5、ジョシュ・マッカリーンが駆るフォードのマシンのブレーキが出火した。フィニッシュラインを越え停車した直後、マシンの右フロントホイールから炎が上がり、中継でも大きく注目を集めた。
実況の布施宏倖アナウンサーは「ブレーキディスクの高熱で巻き込んだ落ち葉が今、メラメラ燃えてしまっているシーンがありました」と状況を伝えた。また解説で自動車ジャーナリストの山本シンヤ氏も「とにかくブレーキに厳しいですよね、ここは」と、そのステージの過酷さに言及している。視聴者コメントでも「落ち葉焚き」「燃えてるw」「たき火」など、驚きとユーモアが混ざった反響が寄せられた。
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