最強雀士が持つ10月のアノマリー(経験則)は、この日も健在だった。「大和証券Mリーグ2025-26」10月27日の第2試合は渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)がトップを獲得。自ら得意と語る10月、個人3勝目を挙げた。
この試合は東家からTEAM雷電・萩原聖人(連盟)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、EX風林火山・勝又健志(連盟)、多井の並びで開始。Mリーグ8期目を迎えた今シーズン、この卓は創設当初から参戦している4人が顔を揃えた。
東1局、多井は赤とドラを抱えた平和でリーチ、結果は満貫のツモアガリ。順調なツモと爽快なフィニッシュに、“10月男”の腕がしなる。さらに東3局、ここでは試合を早々に決める一打が飛び出した。タンヤオ・平和にソウズの678で一盃口が完成した手、赤があるためダマテンでも満貫だが、多井はここでリーチを即決した。押し返す佐々木からアガり、リーチ・タンヤオ・平和・一盃口・赤の8000点でダントツ状態となった。
10月だけで3勝目!Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




