将棋の藤井聡太王座(竜王、名人、王位、棋聖、棋王、王将、23)と同学年の挑戦者・伊藤匠叡王(23)が激突する第73期王座戦五番勝負は10月28日、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で第5局の対局が行われている。注目の勝負メシには、両者ともに「常磐名物 カレーうどん御膳」を注文。同じメニューながら、藤井王座への“特別配慮”が話題となった。
“甲府の迎賓館”とも呼ばれる名宿「常磐ホテル」を舞台に争われている王座戦第5局。1929年創業で間もなく100周年を迎える歴史ある宿で、名作家たちが定宿にしていたほか、将棋・囲碁のタイトル戦を行う場所として知られる場所だ。番勝負では必ず行われる第1局、第2局ではなく終盤に入ることも多いことから、開催されない年もあるが、一方で本局のように注目の決定局になることも多い。
藤井王座と伊藤叡王による本局は、相掛かりの出だしから早々に緊張感があるような将棋に展開。ABEMAで解説を務める青嶋未来七段(30)は、「伊藤叡王の作戦通りに進んでいると思うが、藤井王座が攻め込んできそう。伊藤叡王はどのように迎え撃つか。いつ激しくなってもおかしくない」と昼食休憩時点での印象を語っていた。
両者ともに「常磐名物 カレーうどん御膳」をオーダー




